今日だけを生きる

関西在住、女性、ISFJ。生粋のインドア。好きなものは家族(特に弟)、ドラマ、アニメ、J-POP、K-POP。

【西園寺さんは家事をしない】シ〇バニアの運命は

現在TBS火曜日22:00(ラブコメ枠?)に放送中のドラマ

『西園寺さんは家事をしない』。

とことん家事をしないアイデア豊富なキャリアウーマン「西園寺さん」と、

幼い娘を一人で育てる優秀なエンジニア「楠見さん」が、

一つ屋根の下で「前例のない家族」となっていく物語?です。(2話までの内容より)

 

このドラマ、ものすごく興味深く拝見しています。

何にって?

 

シ〇バニアにです。

 

主人公の西園寺さんは、家の中に秘密基地のような部屋を1つ持っています。

心を許す親友にさえも決して見せない部屋。

まさに「西園寺ワールド」です。完全なる私的世界。

その部屋に何があるかというと、

大量のシ〇バニア人形と思われる動物たち、

そして西園寺さん自身の写真がついたアクリルスタンド。

興味深すぎませんか。

 

1話では確か、西園寺さんはその人形たちに相談をしていました。

そのとき一緒に出てきた台詞には、

「いい年して恥ずかしいかな。でもこれが好きなんだから...」

的なニュアンスが含まれていたと記憶しています。

確かに、恥ずかしいかも知れない。「普通」ではないでしょう。

でもそれらは確実に西園寺さんの「心のよりどころ」になっていることがわかります。

そんな仲間たちを手放すつもりなど、全くないのです。

 

そして今回の2話。

シ〇バニアたちはなんと、西園寺さんの「ビジネスパートナー」となります。

自分のアクスタとシ〇バニア数匹を並べ、

「こんなアイデアはどう?」「いいね!」などと、

「ひとりミーティング」が行われるのです。

ですが、この「ひとり」というのはあくまで視聴者目線での表現。

西園寺さんには「ひとり」でやっている感覚はほぼないのかも知れません。

西園寺さんはアプリを開発する会社に勤めており、

エンジニアというよりは「アイデアウーマン」。

ワクワクするようなアイデアを出す天才です。

そのために必要なのは「多様な視点」。

人が集まらなければ本来できないはずの「多様な視点から考える」ことを、

西園寺さんは人形を使ってやっているのです。

もちろん限界はあるかも知れないけど、同時に人形の可能性も感じました。

人形は生きていないのに。本当に不思議ですね。

 

今後、このシ〇バニアたちが物語の中でどのように影響を与えていくのか。

これからの展開がとても楽しみです!