図書館の新着コーナーで見つけたにしては名作すぎる本
最後のところに、映画化にあたって監督・脚本を担当された中島哲也さんの
インタビューも載っていました!
高校の頃の友人が、湊かなえさんのファンでした。
「かなえちゃんは~♪」とか言うから
「呼び方何やねん、知り合いかよ笑」って言ったことを思い出しました。
これがノスタルジーか。(?)
そんな話は置いといて、
まっっじで止まらなかった!!
終始「え、なんでそうなる?」の繰り返しで
頭の中が「?」でいっぱいになりながらも、
面白すぎて止まらなくて、
読み終わったときの疲労感がすごかったです笑
ここから何を学べば良いんだろう...ということを
すごく考えました。
もちろん単に「おもしろい」で終わってもおかしくないくらいに
狂った、非現実的なお話と捉えることもできなくはないけれど、
やっぱり実際に起きても、
境遇や考え方によっては自分が、実際に同じことをしてても
おかしくないかもと思えるほどのリアリティがありました。
いくら家族であっても、
いくら同級生であっても、
いくら担任の先生であっても、
人って永遠にわかり合えないな~と軽く絶望しつつ、
でもだからこそ説教くさくないというか、
犯人探しじゃなくて、犯人がすべて悪いのではなくて
じゃあどうすればこんなことが起きずに済むのかなって
どんどん根本原因を辿って考えちゃうお話でした。
これちょっとまた、映画も観てみよう。